さけぶチーズ。
お馴染みの『さけるチーズ』で・・・
人間生きていれば、そりゃもう、いろんな想定外のことに出くわす。
そんな時、人は大声で叫びたくなる。
ストレスはできるだけ溜めておくべきではない。
だが、大声で叫んだら近所迷惑も甚だしい。
私は『さけぶチーズ』をつくる。
心のモヤモヤをチーズにぶつけるのだ。
思いのほか上手に出来上がったときは、さらに叫びたくなる。
だがそこはこらえて、叫びたい想いと一緒に出来上がった『さけぶチーズ』を食べる。
食べることによって、エネルギーの放出口である口はふさがれ、
噛み締めるほどに、理性をつかさどる前頭前皮質を刺激し、
叫ぶ必要がないことにふと気付かされる。
・・・そうだ、叫ぶ必要はないのだ。
スマホをトイレの中に落としたぐらいで・・・。
只今、乾燥中。